9月6日木曜日未明に発生した、最大震度7の北海道胆振東部地震に被災した皆様には、お見舞い申し上げるとともに、犠牲となられた方には心よりお悔やみ申し上げます。
江別市内震度5強を記録しましたが、当事業所では幸い負傷者や建物、設備に損壊等はありませんでした。しかし直後からの全道的な停電と、それに伴う断水とで、施設運営に大きな影響がありました。電話も不通となり、利用者のご家族をはじめ関係各方面に迅速な連絡が取れず、多大なご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
職場に駆け付ける道すがら、信号も消えた大停電の街から見上げれば、夜空は満天の星。とはいえ、明りといえばLEDの光に浮かび上がる水を入れたペットボトルしかない事務所で、ラジオからの情報のみで一夜を明かすのは大変に心細いものでした。さぞかし利用者も不安で不自由な夜を過ごされたに違いありません。一方で、冬の寒さが厳しい北海道にとって、暑くも寒くもないこの時期の被災は、まことにもって不幸中の幸いと言わざるを得ません。おかげさまで金曜日の夜には電気水道とも復旧、一週間経過した現在では食材の流通もほぼ平常、日常が戻ってきました。ですがまだまだ余震が続き、電力供給も不安定です。油断はできません。
最後に、この困難な局面にも笑顔を絶やさず利用者支援に努めてくれたスタッフと、様々気にかけてくれた江別市福祉課の皆さま、ご理解とご協力をいただいたご家族の皆様には、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
ハビタットからの夜空
ペットボトルで明かりをとりました